七つの家
山口県には七つの家という心霊スポットがあります。
森の中に名前の通り7軒の家が並んでいる廃集落で、住人が突然いなくなってしまったかのように家具だけが残されている状態で放置されているそうです。
その異様な光景から何かしらの事件があったのでは?という噂も囁かれています。
過去にジャニーズの出ている某オカルト番組で取り上げられたこともあるらしく、山口県最恐の心霊スポットと言われているそうです。
今回はこの心霊スポットの噂と心霊現象を実際に行って確かめていきたいと思います。
◇七つの家の場所◇
場所は地図の通りです。
山口県道23号線を走っていると途中に鬱蒼と茂った森へと続く脇道があるのでそこを入ります。
近くに駐車場はありませんが、車を停めれそうな場所はありました。
私が行ったのは2015年で当時とは状況が変わってる可能性もありますので注意してください。
◇七つの家の噂、心霊現象◇
七つの家の主な噂、心霊現象を集めてみました。
- 一番奥の家に強盗が入り、一家が皆殺しにされた。
- 七つの家のうちの一つの家の住人が突然気が触れてしまい、周りの家の住人達を襲って皆殺しにした。
- 七つの家の住人全員が神隠しのように突然姿を消した。
- 近くの公園で首吊り自殺があった。
- 七つの家が建つ前は墓地だった。
- 七つの家に行くと車のドアが開かなくなる。
何かしらの事件が起こった等の噂は沢山出てくるのですが、実際にどういう心霊現象が起こるかという噂が全然無いんですよね…
一つめの一番奥の家に強盗が入り、一家が皆殺しにされたという噂と二つめの七つのうちの一つの家の住人が突然気が触れてしまい、周りの家の住人達を襲って皆殺しにしたという噂がありますが、所詮は根も葉もない噂のようですね。
周りの家の住人達を皆殺しにするという大事件が起きれば、調べると間違いなく事件の記事が出てくるはずですが…
調べてみてもそのような事件があったという記事は一切出てきませんでした。
地元の方と名乗るネット上の書き込みによりますと、元々はバブル時代に建てられた住宅展示場だったそうです。
当初は10軒建てる計画だったそうですが、バブル崩壊の影響を受け不動産会社が倒産してしまい7軒になってしまいました。
7軒のうちの2軒は売れて、少しの間は住んでいたようです。
住んでいた方は立地の悪さや環境の悪さもあり、早々に売り払って退去してしまいました。
誰も住まずに放置されていくうちにテレビ番組で心霊スポットとして取り上げられてしまい有名な心霊スポットとなってしまったそうです。
現在は長い月日が経ち、不審火や数多の侵入者の手により崩壊が進んだ結果、もう4軒程しか家が残っていません。
ここで噂されている心霊現象は六つめの七つの家に行くと車のドアが開かなくなるという超しょぼいものしかありませんでした(笑)
一応、これでも山口県最恐とも言われている心霊スポットなんですけどね…
しょうもない心霊スポットみたいなイメージがついちゃうとあれなのでフォローさせて貰うと、怖そうな雰囲気はめっちゃありますよ。
◇実際に七つの家に行ってみた◇
七つの家へ向かうルートは結構分かりづらいです。
私が行った時は正確な七つの家の場所を示したサイトも無かったので尚更でした。
山口県道23号線を走っていると、少し山に入った辺りで脇道が出てくるのでそこに入っていきます。
脇道に入るとすぐに雑草が沢山茂っており、車ではこれ以上進むことができなくなります。
初めて来る人はここで合っているのか不安になりますが、その場で車を降りて徒歩で草の中を入っていくと七つの家がありますよ。
今回はちょうど同タイミングで心霊スポット巡りに来ていた男女3人組と鉢合わせしました。
山口県に住んでいる大学生らしいです。
年が近いこともあってか話しているうちに仲良くなったので一緒に周ることになりました。
雑草が生えていたり、樹木が道にまで浸食してきています。
こういう心霊スポットで一番怖いのは野生動物と遭遇することです。
遭遇しないためには声や音を出すことですよ。
でも周囲の迷惑にはならないようにしましょうね!
しばらく進んでいくと、警察のバリケードテープがありました。
ドラマや映画の殺人現場とかでよく見られる黄色いテープのことです。
過去に不審火があったので張られていてもおかしくはないですね。
ネットでも似たような物が販売されているので悪戯の可能性もあります。
こういうのがあると雰囲気が出て、色々と想像が膨らんで良いですね。
ようやく家がありました。
廃墟になってからかなり時間が経っているのでしょう。
外壁は蔦に覆われていて、老朽化で今にも崩れそうな感じでした。
ね、雰囲気は結構あるでしょ?
家の中はこんな感じでした。
残留物は特に無く、床は抜け、壁は壊れ、天井は剥がれていて荒れ放題です。
さすがに倒壊が怖いので覗くだけにして中には入りませんでした。
草や竹藪に隠れるようにしていくつか家があります。
樹木が浸食しすぎていて7軒全ての家を探し出すのは困難です…
更に先に進むと真っ黒な廃車。
かなり不気味な光景です。
この車の近くには不審火によって焼失してしまったという家の跡があります。
その時に一緒に焼け焦げてしまったみたいです。
無残にも焼け焦げ土台だけになった家が出てきました。
火事は廃墟となって放置されてからあったようで、侵入者の火の不始末か悪戯で火を付けられてしまったのでしょう。
近くにはなぜか小さな女の子用の帽子が落ちていました。
焼け焦げた家と車より先には進めそうになかったので探索は終了しました。
心霊現象は一切起こりませんでしたが、写真は一枚ずつ確認してないので何か写ってましたら教えてくださいませ。
◇最後に◇
山口県で最恐と謳われるほどの心霊スポットでしたが、実際のところ噂はことごとく嘘で雰囲気だけの場所でした。
もちろん心霊現象も何一つ起こりませんでした。
個人的に七つの家の雰囲気はめっちゃ好きなんですけどね。
ここで仲良くなった男女3人組とはこの後、心霊スポットで有名な佐波川ダムと佐波川トンネルも一緒に行くことになります。
その時のことはまた後日更新しますね。
では終わります、お憑かれ様でした。
コメント
7つの家に以前住んでいた方から聞いた話では、部屋のドアが勝手に開く、2階に人がいないのに足音がする、磨りガラスの向こうに人の影が見える等ということがあったそうです(−_−;)
ももさん、コメントありがとうございます。
七つの家に実際に住んでいた人からの情報とはかなり有力情報ですね!!
七つの家のうちの二つの家が売れて実際に住んでいたという話ですが、そのどちらかの家の持ち主ということでしょうか。
生活環境の悪さから退去したと思っていましたが、霊障が起こっていたのですね…
すいません!都市伝説が好きでおばあちゃんにきいてたんですけどこの話の真相は、2番目の気が狂った男が村の7人くらい?を殺したらしいです!……今は80くらいのおばあちゃんなんでその時のニュースとか新聞で取り上げられていたのを見たそうですこれが本当の話だと思います!ちなみにその男の判決は曖昧で分からなかったそうです、その男の家にはマネキンの頭が沢山置いてあり、1番奥の家だそうですほかの住人を無視していたのであまりいい印象はなくハブられていた?というか……ほかの住人も無視していたそうです、その時男は「村の住人を皆殺しにしてやる!!」と言っていたと、何人か家に居なくて生き残った住人もいたみたいです、
懐かしの心霊スポットをかなり久々に見てたらこちらの7つの家が記載されており昔、行ったのを思い出しました。約25年から30年位前に友人と2人で行き、当時は入口付近のラブホも営業してました。車で奥まで進むと突き当たりの家にカーポートがありそこに駐車し全7軒、中まで見て回りました。そのうち五軒は新築のままで風呂の栓もまだビニールが付いており他の2軒は昭和50年代の新聞がそのまま置いてありました。まだ全ての建物の破損なくとても綺麗な状態でした。散策中に近くで小さな女の子らしい泣き声が聞こえてきましたがラブホからかは定かではありませんでした。入口から奥に進んで右側三軒目の家が不気味に感じて写真を撮り、後日現像された写真を見ると2階の窓から女の人がこちらを見てました。もしかしたら浮遊霊が来てたのかも知れません。
あの廃車の中に黒い人型のようなものがいて、不気味に思って逃げたらドアが開く音が聞こえたと言う話があるそうです。
バブル時代に墓地を潰して建てたんだとか…
11番目の竹のところに1つオーブ?らしき物が映ってますよ!