2025年2月1日(土) 東北にお住まいの方から呪物(水牛の角と神狐像)を譲渡していただきました!

呪物概要

東北にお住まいの方から呪物を譲り受けました。
水牛の角の置物が1点、陶器の神狐像を1対、譲渡していただきました。
ご提供者様のお話によりますと、水牛の角には夫婦の龍が、神狐像にはお稲荷様が宿っておられるそうで、丁重に扱わないと祟ることがあるそうです。

祟りをもたらす水牛の角と神狐像

今から30年以上前、母の妹である叔母が母に「イタコのところに行くので付き添ってほしい」と頼んだことが始まりでした。
実は叔母は毎月のようにイタコのところに通っていたそうです。
このイタコは若い頃から霊能者のようなことをしており、地元では「当たる」と評判の人物でした。
実は提供者の川崎さん(仮名)も、このイタコに会ったことがありました。
初めて会った瞬間。
「あなたの後ろに男の人が二人います。両方ともずぶ濡れで、一人は宇宙飛行士みたいな格好をしています」と言われたそうです。
その言葉を聞いた川崎さんは震えました。
思い当たる人物が二人いたのです。
それは叔父と従兄弟、叔父は入水自殺し、従兄弟は災害で溺死していました。
さらに、従兄弟は潜水夫として働いており、水に関連する仕事で宇宙服のような格好をしていたのです。
この二人は川崎さんをとても可愛がってくれていて、川崎さんも毎年欠かさず命日に墓参りをしていました。
そのことを事前に伝えずに的中させたため、川崎さんはこのイタコは本物だと確信したそうです。
母親がそのイタコの元に連れて行かれると、イタコは急に「あなたのところに若い娘がいるでしょう。すぐに病院に連れて行きなさい」と言いました。
母の脳裏には、そのとき実家にまだ住んでいた川崎さんの妹の姿が浮かんだそうです。
母はイタコの言葉を疑いつつも、もしも仮になにかあったら…。
そんな不安な気持ちが湧きあがり、妹をすぐに病院へ連れて行きました。
健康診断の結果、初期の子宮がんが見つかりました。
すぐに手術が必要というほどではなかったため、ほっと安堵しつつ、イタコの元へお礼に行きました。
そのとき、イタコがこんなことを言ったそうです。
「あなたの家に、赤い目をした夫婦の龍神様がいるでしょう。その龍神様が災いをもたらしています」
母と妹は顔を見合わせるも、一切心当たりがありませんでした。
家の中を隅々まで探し回ってみても、それらしきものは見つかりませんでした。
諦めかけた時、倉庫の奥で埃をかぶっている水牛の角の置物が目に入りました。
それは実家が新築のころに知人からいただいたお祝いの品で、やたらと場所を取るため、すぐに倉庫に追いやっていたものでした。
よくよく見てみると、角の両端に二匹の龍が彫られており、しかもその目には赤い宝石が埋め込まれていたのです。
(これだ!)
そう思った母は、すぐにこのことをイタコに伝えました。
「龍神様を明るい場所へ移動して、卵とお酒をお供えしてください。供物はなるべく毎日替えてください」
言われた通りにすると、悪いことがぱたりと止まりました。
そのとき、これまでが異常なほど不幸続きだったことに気付きました。
実家の向かいの家が火事で燃えたこと、その数年後に火事で燃えた家の隣家が不審火で焼失してしまったこと。
さらに川崎さんの弟はこれまでに三度も轢き逃げの交通事故に遭っており、足に後遺症が残っていたのですが、龍神様を丁寧にお祀りしてから、奇跡的に後遺症が完治したそうです。
早く実家を出た川崎さんと兄は不幸に遭わず、実家にいた妹と弟にだけ不幸が続いていたことを考えても、やはり龍神様の祟りだったのだと結論付けました。
しばらくして、久しぶりに母と妹がイタコに会いに行ったそうです。
「あなた今すごく苦しいでしょ。あなたの家に油まみれのお稲荷様があるから、綺麗にしてあげなさい」
会うなりイタコは突然そんなことを言ったそうです。
実はこのとき、妹は子宮がんの手術後で体調があまり思わしくなく、それを相談しに行ったのでした。
またしても当てられてしまったことに驚きつつも、油まみれの稲荷様について母には心当たりがありました。
川崎さんの母は飲食店を営んでおり、厨房の上に商売繁盛のためにお稲荷様を祀っていたのですが、いつの間にか放置してしまっていたのでした。
お稲荷様が宿る神狐像を綺麗に拭き上げ、龍神様の横にお祀りすると、妹の体調もみるみる良くなったそうです。
今回、川崎さんのお母様がお亡くなりになり、「水牛の角」と「神狐像」を祀る者がいなくなったため、当団体にご相談いただき、こちらでお引き取りし保管することになりました。
呪物や因縁物の引き取りをご希望の方はこちらからご確認ください↓
https://occultravel.com/kyoto_haunted/accept-fear/

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